国鉄時代からの歴史を繋いだ鉄騎達

こんばんは🌜️季節も少しどこか秋を感じ始めた8月末。先日かねてから訪れたかったとある場所へ行きました。それがここ、

横川鉄道文化むら でございます😊
群馬県は碓氷峠の旧横川車輌区を改装した鉄道博物館になります。
もともとは軽井沢方面へ向かう起点でしたが現在新幹線の開通により廃線となった路線を一部保存し資料館となっている施設になります。
この施設には旧国鉄時代の車両が保存されており貴重で懐かしい車輌達に会いに行ってきました。

まず入館すると国鉄189系特急がお出迎えです。
子供の頃は特急といえばこの車輌でした。今見るとレトロに感じる外見にめっちゃ味があります。
そして今回1番間近で見たかったのがこちら

EF62型 国鉄型電気機関車!
ここ碓氷峠の急な勾配を登るために運用されていた車輌になります。ここ碓氷峠の勾配は約65%ミルという上り坂を登る必要があるため前途した189系などの旅客鉄道に連結して運行を行っていました
勾配がある斜面を金属の車輪とレールで設置している鉄道では車輪が空転してしまうので補助動力としてこの車輌を使用していました。ちなみに65%ミルという数字は 1キロメートル走ると65メートルの高さまで上がる数値です。これは鉄道では致命的な数値で日本国内でも有数の難所でもあったようです。余談ですが現役の路線では大井川鐵道井川線管内のアプトいちしろ駅から長嶋ダム駅館の勾配90%ミルというのが最も急勾配で知られてます。

(こちらの写真は以前行った井川線、アプトいちしろ駅での重結の様子)

静態保存されている他実際に動体保存されている車輌も多々ありその重厚さと変電機の作動音に終始テンションは上がりまくりでした。

男の子がみんな大好き運転席です。いま見るとアナログな指針式のメーターがぎっしり!

この運転席に座れば当時の機関士たちの見ていた世界に触れられます。私、子供の頃は本当に電気機関車の運転手になりたかったそんな夢がありました。

そして衝撃的なものが!機関助手の席の前にはなんと灰皿w業務中でも喫煙をしていた今では考えられない当時の名残りですね。これ昔、東海道線とかのボックス席には必ず備えてありましたね。

園内奥の広場には名機達が役目を終えて静かに佇んでいました。

役目を終えた車輌達と夏の空と山々。言葉にできませんが心にダイレクトに刺さる風景です。

園内にはトロッコ列車による観光運行もありました。もちろん先頭車両の特等席で景色を独り占めしてきましたw
今回の鉄道文化むら、お子さんももちろん大人がみても童心に帰れる素敵な場所でまた再訪したくなるそんなワクワクがいっぱいな場所ですので気になった方はいかがでしょうかー🚃
あ、ついでといってはなんですが
当施設から数百メートルには

あの車マンガの聖地がありますw
峠の釜めしの看板とシルエイティ。
池谷先輩と真子ちゃんの切ないラブストーリーの現場ですw
「もう、ハイヒールなんて履かない……」
ではまた👋